中央大学の通信教育課程10月新入学おめでとう!履修登録のポイントなど解説

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法学

10月入学生も、まだ入学を悩んでいる方(11月30日まで入学可能です)も、履修登録について疑問を持たれている方も多いのではないかと思います。

そんな方に、私なりに考えた履修登録のポイントなどをお知らせしたいと思います。

ちょっとだけ先輩の在学生の意見として、参考にしていただけたら嬉しいです。

いよいよ中央大学通信教育課程に入学!書類は届いてますか?

中央大学通信教育課程、通称中大通教に10月入学生として入学された方、おめでとうございます。

入学を許可された方には、「入学許可セット」「新入生セット」が届いたかと思います。

入学(登録)許可通知学生証統合認証アカウント通知などが入っており、「おぉ~、いよいよだぁ~!」なんて実感が湧いてきますね。

余談ですが、『学割』など、使えるものは使い倒してくださいね。

また、総合認証アカウントなどは今後とても大切になりますので、大切に保管(記憶)&ログイン方法などの確認と設定を行ってくださいね。

中央大学通信教育課程の正科生の履修登録とは?

履修届とは?

さて、「新入生セット」の中に『履修届』が入っていたかと思います。

同封の『履修届の書き方』を参考に、間違えのないように記入してください。

『履修届』とは、これから学習する科目の登録をすることです。

4年次になるまで毎年提出し、最終的に卒業要件を満たす単位の取得が可能になるようにしなくてはなりません。

とはいえ、指定されている年次別履修単位を提出していけば、卒業単位よりも多く履修していることになるのでそこはあまり心配しなくても大丈夫です。

ただし、履修登録完了後は変更や削除はできないので、慎重に選んでください。

また、一度履修登録をした科目は卒業するまでずっと有効です。

ですから、次年度からは残りの科目から選んでいく感じです。

各科目の具体的な学習内容は、シラバスを見て確認してくださいね。

万一、実際に学習してみて、「この科目は難しすぎて単位が取れそうもない!」となった場合、他の科目で卒業単位を取れれば大丈夫です。

履修登録ではあらかじめ多めに登録することになりますが、それ以外でも1単位2,500円で追加履修できます。

科目を変えたい場合やなるべく多くの科目を勉強したい場合に利用するとよいでしょう。

履修登録の提出期限はいつまで?

10月入学生の履修届提出期限は、2023年9月12日となっていますが、期限が過ぎても受け付けてくれますので、決まり次第なるべく早めに提出しましょう。

どの科目を履修したらいいの?

導入教育A・Bは受けるべき?

結論からいうと、導入教育Aと導入教育Bは受けた方がいいと思います。

■導入教育Aでは、一般的な論文の書き方を学習します。

カリキュラムは読解力や表現力の養成となっていますが、ここで特に大切だと感じたことは、「作文・感想文」と「論文・レポート」の違い引用や参照時の書き方の法則・ルールなどです。

■導入教育Bでは、法律論文の書き方を学習します。

法律論文はただ書けばよいというものではなく、法的三段論法などの一定の法則に則って書かなければなりません。

また、各法律についても軽く説明があるので、法律についての軽いガイダンス的にもおすすめです。

今後学習を進めるにあたってレポート提出は避けられないので、その書き方を学ぶことは非常に重要です。

導入教育Aと導入教育Bは単位換算はされませんが、どちらも受けておいた方がよいかと思います。

1年次入学の方

次年次以降でなければ履修できない科目があるので注意してください。

最終的に、一般教養科目で36単位取得しなければならないので、1年次には一般教養科目を集中的に学習するというのも良いのかもしれません。

とはいえ、専門課程である法律科目はしっくりくるまでに時間が掛かる側面があるので、できれば必修科目である第1群は履修しておいた方がよいかと思います。

法学入門
憲法
民法1(総則)
刑法総論

特に民法の学習には時間が掛かり、かつ商法などの他科目の基礎となる法律なので、早めに取り掛かった方がよいです。

法律科目である第3群の特殊講義は、次年次以降でもよいのかなと思います。

一般教養科目に重点をおき、基礎的な法律科目も学習を進めながら、3年次からは法律科目だけに集中できるようにしておくとよいと思います。

2年次編入学の方

次年次以降でなければ履修できない科目があるので注意してください。

換算された単位数にもよりますが、一般教養科目が合わせて36単位以上になるように、まずは一般教養科目優先で履修していった方がよいかと思います。

3年次からは法律科目だけに集中できるように、なるべく一般教養科目には学習の目途をつけておきたいところです。

法律科目では、必修科目である第1群あたりは履修しておきたいです。

法学入門
憲法
民法1(総則)
民法2(物権)
民法3(債権総論)
刑法総論
刑法各論

民法の学習には時間が掛かり、かつ商法などの他科目の基礎となる法律なので、余力があれば「民法5(親族・相続)」も履修しておいた方がよいです。

3年次編入学の方

必修科目である第1群の中で、以下は必ず履修した方がよいです。

法学入門
憲法
民法1(総則)
民法2(物権)
民法3(債権総論)
刑法総論
刑法各論
商法(会社法)

第1群の中でも、「民事訴訟法」と「刑事訴訟法」は、それぞれ民法と刑法の学習が終了してからの方がよいので、特に先に学習したい科目が他にある場合は次年度での履修でもよいかもしれません。

「民事訴訟法」よりは、「民法4(債権各論)」「民法5(親族・相続)」の学習を先にした方が、「商法(会社法)」などが分かりやすくなると思います。

資格試験取得に向けた履修登録について

中央大学通信教育課程の卒業を目標としてのみならず、各種法律系資格試験の合格も目指しちゃおうという場合は、下記を参考に履修登録をしてくださいね。

宅地建物取引士試験

民法1~5(総則、物権、債権総論、債権各論、親族・相続)

※上記以外に、その他民法関連(借地借家法、不動産登記法)、宅建業法、法令上の制限(都市計画法や建築基準法、他)、税・その他(税法、統計、他)などが出題されます。

行政書士試験

法学入門
憲法
民法1~5(総則、物権、債権総論、債権各論、親族・相続)
商法(総論・総則、会社法)
行政法1、行政法2

※上記以外に、一般知識の科目があります。

司法書士試験

憲法
民法1~5(総則、物権、債権総論、債権各論、親族・相続)
刑法総論、刑法各論
商法(総論・総則、商行為法、会社法)
民事訴訟法
民事執行・保全法

※上記以外に、不動産登記法、商業登記法、供託法、司法書士法の科目が必要です。

司法予備試験

憲法
民法1~5(総則、物権、債権総論、債権各論、親族・相続)
刑法総論、刑法各論
商法(総論・総則、商行為法、会社法、手形・小切手法)
行政法1、行政法2
民事訴訟法
刑事訴訟法

※上記以外に、一般教養科目があります。また、短答合格者には法律実務基礎科目(民事)、法律実務基礎科目(刑事)科目もあります。

まとめ

今回は、中央大学通信教育課程の履修登録で、どんな科目をどんな基準で優先に登録したらよいかを記しました。

履修登録で悩んでいる方は、是非参考にしてくださいね。

 

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